掴めそうで掴めないxx。
No.13
2011/05/29 (Sun) 18:10:05
(昼食後のひととき、依兎の淹れたお茶を飲みながらくつろぐ男性陣。そこに現れたのは一足先に昼食を済ませた女性2人―1人はいつもと変わらない姿、そしてもう1人はいつもより明らかに雰囲気が変わった姿。後ろに一部をくくりつけている髪の毛はすべて下ろし、毛先はふわっとゆる巻き状態。服装はと言うとふんわりクラシカルなロリータワンピという、まさに着付け人の趣味丸出しのもの。絶対似合わない、いや大丈夫、そんな問答をやりとりしつつ男性陣の前に現れたわけだが―)
………。
…………。
……………。
………………。
……な、何?なんで固まってんの?
うー…きっとねこねこが美人すぎて、みんなびっくりしてるだけ。
絶対嘘だろそれ!この格好が原因に決まってる!
い、いや……なんでそんな格好してるんだ?おじさんの記憶の中の寧子ちゃんは、そんな服を着るような子じゃなかった気がするんだけど。
乙夜は美的センスがないから、あいつの言うことは放置でいいの。
ちょっと乙姫ちゃん!?聞こえたよ!?
…まあ時鳥の言うことはさておき、急なイメージチェンジだな。
ぼくも、まさかねこちゃんがそんな服着るようになるなんて、思わなかったよー。
こ、これは!あたしが着たいって言ったんじゃなくて!乙姫がどうしてもっていうから!
とは言いつつ、前のお前だったらぜってー着ねえだろ。
うるさいうるさい、たまにはいいじゃない!一生に一度着るか着ないかなんだから!
男どもだって、たまには違う服を着るといいよ。……だっさいって言って、全員ボクが笑ってあげるから。
笑うなよ、そこは褒めろよ。
寧子、ふんわりを着る。の小話でした。
なんとなく勝気寧子にあんな服を着せたらどうなるんだろう…と考えついてぽちぽちと。本当はバトンとかお題とかやりたいんですが、いいのが見つからなくてですねえ。各背後様が考えた刹那の子守唄用のお題がやりたくてしょうがない。けど、如何せん昔のものだから、勝手に使っていいかどうかの判断がつかず、手を出していません。
あの不等号のやつとかとっても楽しそうなんですけどね!乙夜や乙姫にクエスチョンもやってみたいです。
PR
この記事にコメントする